8泊9日の合宿免許と翌日の学科試験に合格して、最短の10日間で普通二輪免許の取得に成功しました。
合宿免許の経験者が、最短で取得するために実際に過ごしたスケジュールと、アラフォー おじさんならではの視点で注意点を解説して行きましょう。

入校時の状況
入校した時点での私の状況や申し込んだプランはコチラです。
- 年齢は40代半ば
- 所持免許は原付免許のみ
- 新潟県の某自動車学校の合宿免許コースを選択
- 宿泊プランは寮の一人部屋プランを申し込み
- 期間は9月後半から10月頭の8泊9日
- 食事は校舎内の食堂で3食付き
- 料金は約12万円
以上の状況を踏まえつつ体験日記を読んでください。

体験日記
1日目 <9月24日>
11:00 新幹線で新潟駅に到着、最寄駅に向かうために在来線に乗り換え
11:15 最寄駅に集合、出迎えのスクールバスで教習所へ移動
11:30 入校手続き、視力検査、写真撮影
12:00 昼食
13:00 自由時間
14:00 オリエンテーション/日程や注意事項の説明
15:00 学科教習/初回教習
16:00 学科教習/標識
17:00 夕食
18:00 自由時間
19:00 技能教習/引き起こし、外周運転
20:00 技能教習/加減速、発進・停止
21:00 下校、スクールバスでホテルへ移動
今回入校した人数は私含めて7名、普通車の入校式は別の時間に行なっているようで、入校の目的は二輪免許や大特などでした。
なお、私のように初めて免許が二輪免許とする人が他に3名おり、その全員が10代でした。
おじさん一人が未成年3人と9日間も同じスケジュールで過ごすことに、不安や孤独を感じるスタートとなりました。
初日の最後が技能教習で外周をグルグル回るだけだったが、バイクに乗っている時間は本当に楽しかった。
ミッションの原付に乗っていた経験から、半クラやシフトチェンジなどは身体が覚えており、乗車姿勢のいくつかを修正されて初日の教習が終了した。
寮の満室により2日間はホテル宿泊に変更となったため、指定されたホテルにチェックイン。
初日の緊張と長距離移動の疲れも重なって、普段よりも早く就寝することなった。
2日目 <9月25日>
8:30 登校、朝食
9:00 自由時間(2時間)
11:00 学科教習/信号
12:00 昼食
13:00 学科教習/追い越し・行き違い
14:00 技能教習/発進・停止
15:00 技能教習/スラローム
16:00 適性検査
17:00 寮に関する説明
18:00 夕食
19:00 学科教習/通行の可不
20:00 学科教習/AT車の特性、免許の種類
21:00 下校
9月後半の昼間の気温はまだまだ高く、2時間連続の技能講習で集中力が切れてしまい、初の立ちゴケを経験しました。
早めの就寝で体調のコンディション維持を意識したつもりだったが、慣れない環境下での緊張感もあるので、メンタル面のリフレッシュも大事であると改めて感じる。
技術的には、指導員に乗車姿勢を再度指摘され、シートの座る位置を前にすることで腕に変に力が入らなくなり、ライディングフォームに改善が見られた。
日常面での問題点として、一日中過ごす教習所内は若者たちで溢れていて、待合室やスクールバスも含めて騒がしいのにストレスを感じ始める。
まだまだ先は長いので、居心地の良い場所探しや方法を考えなければ。。。
3日目 <9月26日>
7:00 ホテルをチェックアウト
7:40 朝食
9:00 技能講習/1本橋→スラローム
10:00 自由時間
11:00 学科教習/法定速度・車間距離
12:00 昼食
13:00 学科教習/安全確認と合図
14:00 自由時間(4時間)
18:00 学科教習/交差点や踏切の通行
19:00 技能講習/1本橋→スラローム、S字→クランク
20:00 夕食、下校
この日の夜から寮生活がスタートし、寮に宿直する管理人さんも良い人で、夜中に騒音で悩まされるのでは?と心配であったが、静かに就寝することが出来て一安心でした。
技能講習は難易度が上がり、一本橋・スラローム・S字・クランクが始まり、「ニーグリップ」という新たな課題が見つかる。
ニーグリップを意識すると上半身まで固くなり、年齢による身体の柔軟性の低下も相まって、腕に余計な力が入ってしまい筋肉痛を起こすなどの悪循環に陥った。
初めて長い自由時間を与えられたが、待合室や休憩スペースでイヤホンで音楽を聴きながら学科教習の復習など自習することで、周囲の騒音をシャットアウトしながら時間の有効活用に繋がることに気付いた。
それでも集中出来ない状況なら、喫煙所に一旦逃げ込んで一服するのが最終日までの習慣となりました。
4日目 <9月27日>
7:40 朝食
8:00 自由時間(4時間)
12:00 昼食
13:00 学科教習/歩行者の保護
14:00 自由時間
15:00 技能講習/AT教習
16:00 効果測定
17:00 自由時間
18:00 技能教習/坂道発進
19:00 夕食、下校
午前中が完全オフだったので、外出などせずに寮の自室で少し自習をしつつ、ゆっくりと過ごしてリフレッシュを図る。
待合室でゲームやトランプなどで大騒ぎする一部の若い教習生たちに日々イライラしていたが、冷静になれる時間が取れたことで、「免許を取るんだ」という目的を思い出した。
効果測定は、正解率90%以上が合格ラインで無事に合格、自由時間の学科の復習が効果があったと安心する。
但し、今回の効果測定の関しては、不合格でも第2段階に進めるだが、同期の未成年3人組はかなり成績が悪かったみたいで、おじさんは勝手に心配をしていた。
5日目 <9月28日>
7:40 朝食
9:00 第1段階みきわめ
10:00 学科教習/死角
11:00 学科教習/経路設計
12:00 昼食
13:00 自由時間(2時間)
15:00 学科教習/駐車と停車
16:00 シュミレーター教習
17:00 自由時間
18:00 学科教習/自然の力
19:00 学科教習/悪条件下
20:00 夕食、下校
朝一から第1段階のみきわめだったが、結果的に合格となるも内容はボロボロでした。
練習走行中にシフトが2速に入らず、なんでもない場所でまさかの立ちゴケ。
そこから頭の中は真っ白、メンタルは乱れに乱れて1本橋の落下、2度目の立ちゴケとミスが多発して一旦中止に。
みきわめを行なっているグループとは別グループに入り、再度練習コースを指導員の指示通りに走ったところで教習終了となってしまった。
不合格を覚悟していたが、教習終了の判定は合格で第2段階に無事?!に進めることなりました。
孤独な合宿生活で極度の緊張状態を自分自身で作っていたことや、上手く運転してやろうという見栄もあったかもしれないと反省し、毎晩のルーティーンである1時間の自習と晩酌もそこそこに就寝した。