都会と地方で同じ仕事をしていても、最低賃金が異なるために収入に差が生じます。
地方生活は、家賃や食費などが安く済むメリットがあるものの、個人に1台の車が必要であったりと、余計な出費が発生するのが実情です。
副業に対する世間の追い風が吹いている中で、田舎で過ごしているからこそ、ネットを活用した副業を勧める3つの理由を解説します。

目次
古い慣習が今も根付く地方の実態
超一流の大企業でも副業を解禁している世の中ですが、地方での副業に対する考えは、出稼ぎのようなネガティブなイメージを持っています。
ご近所付き合いでも偏見を持たれる恐れがあり、特に年配の方は「副業=本業を疎かにする」という固定観念を持っている為、国が推進しているのもどこ吹く風です。
また、地方の企業はファミリー感を大事にしており、終身雇用を守りたいからこそ愛社精神が求められます。
そもそも、副業や兼業を禁止している会社の方が多いのが実態ですね。

週末が意外と忙しい地方の日常
地方では、自治会や町内会が主催する盆踊りやバザーなどのイベントが定期的に開催され、地域の住人がスタッフとして狩り出されます。
イベントの前には打合せや事前準備、終わってからも片付けや打ち上げなど、イベントに関連した週末の集会も多くあり、実情としては会食の口実となる集まりです。
子供がいる家庭ならば、学校行事や保護者会などでも週末を忙しく過ごすことになります。
家庭のプライベートが尊重される都会であれば、地域イベントに積極的に参加する必要はありませんが、田舎の場合、他人の目は本当に怖くて、阻害される危険性が高まることでしょう。

休日を利用してまとまった時間を要する副業はオススメしません。
副業向きの仕事が非常に少ない
巷で話題の副業といえば「Uber Eats」ですが、地方はサービスの対象外です。
その他にも短期アルバイトのマッチングサイトも利用することは難しく、空いた時間を利用する副業向きの仕事が選べません。
もちろん、コンビニ、交通誘導、清掃員などの労働集約型のアルバイトは存在しますが、地域バレや会社バレのリスクが高まります。
忙しく働くことから解放される為にUターンを希望したのなら、正に本末転倒です。

ネットでの副業を勧める理由
地方での生活環境を踏まえて、ネットを活用した副業のメリットを3つ解説します。

在宅ワークなら副業がバレない
インターネット環境さえ整っていれば、自宅で仕事が行えるので、周囲の人間に副業していることがバレることはありません。
せどりなどの物品を扱う場合でも、郵便や宅配便の集配を利用すれば自宅に出ることは殆どないので、ご近所の方にも在宅ワークは発覚しないと考えます。
また、インターネット環境とパソコンがあれば働けるので、初期投資のリスクもありません。
自分のペースで仕事を進められる
アフィリエイトなどのブログ運営は、誰の為でなく自分自身のものなので、更新ペースを自分でコントロールできる柔軟性があります。
但し、アフィリエイトで稼ぐことは難しいのが、最大のデメリットでしょう。
地方にいるのであれば、写真販売も有効な手段です。
なかなか撮影できない風景は、田舎にはたくさん存在しているので、外出したついでに行える副業です。
場所を問わず仕事ができる
文字起こしやデータ入力など、パソコンを使えれば出来る仕事が、クラウドソーシングで求人募集をしています。
事前にサイト登録しておけば書類提出や面接を省略できるので、余計な時間を使わずに納期、金額、スキルなどの条件が発注者とマッチングすれば仕事を始められます。
HTML、CSSなどのWeb制作、動画編集、アプリ開発などのスキルを持っていれば、より高額な報酬を受け取ることも可能です。
最後に、
ネットを利用した副業のメリットが、地方移住者にとっても副業のハードルを下げる要因になっています。
自分のできる範囲から副業を始められる絶好の機会です。
自分自身もこのブログとは別にアフィリエイトを始めており、現時点で収入は殆どないものの、少しの報酬でも嬉しいもので、試行錯誤を繰り返しながら運営中です。
高額の報酬を得る為には、新たスキルを身に付ける努力や自己投資が必要不可欠であると改めて感じました。
お金持ちであることが全てではありませんが、同居している親の介護が必要になった際に、在宅ワークの副業があれば、収入面のリスクを軽減できると考えています。