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【警備員の資格】商業施設の元警備員が勧める給料アップにつながる取得するべき3つの資格を紹介

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約4年間、商業施設の警備員として勤務し、現場責任者も担当した経験から、給料アップにも繋がり、自分のスキルアップにも役立つ3つの資格を紹介します。

警備員

大部分の警備員に年齢や年次で定期昇給することは、ほぼありません。

では、どうやって年収をアップさせるのか?

役職手当を手にするか、資格手当を手にするしかないでしょう。

役職は職場の状況に影響されますが、資格は自分の努力次第、勤務する警備会社からも受験の補助を受けられる可能性もあります。

警備員が取得するべき資格はコチラです。

警備業務検定

防災センター要員講習・自衛消防業務講習

上級救命講習

それでは詳しく解説して行きましょう。

警備業務検定

1級と2級が存在する警備業務検定は、国家資格です。

商業施設やオフィスビルでの勤務ならば「施設警備業務検定」ですが、交通誘導や雑踏警備、貴重品運搬など目的に合わせた検定も存在します。

一般的には、警備業務検定2級で十分で、警備業界に転職する際にも役立ちます。

難易度 ★★★

難易度は、非常に高いです。

直接受験で合格率は、40%前後と非常に難易度が高いです。

2日間の講習を受けてから受験する特別講習でも、約60%の合格率と言われています。

試験内容

勉強用ノート、付箋とスマホ、PC

学科試験と実務試験の2つの試験に合格する必要があります。

学科試験は、60分20問のテストで90%以上の正解率が必要です。

問題集を活用して、予習しておくことを強くお勧めします。

実務試験は、出入管理や自動火災放置設備操作など6項目を審査されます。

日々の仕事を確認されるというよりも、検定用の正しい実務が出来るかが重要です。

例えるなら自動車教習所の検定を受ける際に、定められた運転を求められるの同じ。

事前講習を受けるか、資格を持つ上司や同僚に指導してもらいましょう。

警備員指導教育責任者という選択肢

警備員指導教育責任者という国家資格も存在します。

1号警備と呼ばれる施設警備ならば47時間の講習と試験に合格する必要があります。

合格率は70〜90%と、時間はかかるものの警備業務検定よりも合格率が高いです。

なお、最近5年で3年以上の経験などの受験資格があるので、ご注意ください。

防災センター要員講習・自衛消防業務講習

防災センター要員講習は、東京都で施設の防災センターで勤務する際に必要な資格です。

自衛消防業務講習は、47都道府県の自治体や消防局で行う講習であり、東京都の場合、防災センター要員と同時に受講します。

難易度 ★★

2日間の講習で、座学による学科講習と実際の火災を想定した実務講習を行います。

2日目の最後に筆記試験の効果測定を行い、不合格でも当日に再試験が行われますので、ほぼ100%合格と言えれるでしょう。

但し、予約を取るのが難しいので、スケジュール調整はマストです。

講習内容

消火器

1日目は、防火・防災管理の制度や自衛消防に関する組織や役割などを学びます。

2日目の実務講習は、自衛消防組織を想定して役割分担を振り分けられ、与えられた担当に則った防災訓練を行います。

結構な体力を要する役目もあるのですが、こればっかりは運です。

再講習が必要

新規で資格を取得しても、5年後に再講習が必要です。

再講習は、5時間の講習と効果測定が実施されますので、ご注意ください。

上級救命

救命講習は、各自治体の消防局が管轄している資格です。

WEBからでも受講可能な普通救命講習に、応急手当や搬送方法を追加して学ぶのが上級救命です。

小児や乳児の心肺蘇生も講習に含まれるので、保育士やベビーシッターや介護士の方も受講します。

難易度 ★

基本的に1日の実務講習を受ければ良いので、比較的簡単な資格と言えるでしょう。

東京都では20以上の消防署で実施していますが、他の自治体でも様々な消防局で実施しているので、お住まいの地域からネットで確認して下さい。

講習内容

DVDでの座学後、AEDによる心肺蘇生法、外傷の応急手当、搬送方法の実務講習を受けます。

全ての講習が終わった後に、簡単な確認テストに合格すれば修了です。

有効期限は3年

上級救命には3年の有効期限が設けられています。

3年以内に再講習を受けて、有効期限を守りましょう。

最後に、

警備員をしていて、役立つ資格はコチラです。

警備業務検定 または警備員指導教育責任者

防災センター要員講習・自衛消防業務講習

上級救命

警備員

警備業務検定は、難易度が高いものの国家資格ですから、給料アップに貢献する資格です。

勤務している警備会社としても、多くの社員が資格を持っていることで社会的信用が上がり、入札などでも有利に働きます。

個人的にも様々な資格を持つことで転職にも有利となり、高給で条件の良い警備の仕事では、

「警備業務検定2級以上、または警備員指導教育責任者の資格を有している」

といった求人を多く見かけます。

防災センター要員や上級救命も履歴書に書くことの出来る資格であり、自身のスキルアップにも繋がる資格ですから、取得して損はありません。

警備員は、24時間勤務で夜勤も行う大変な仕事ですが、是非資格の取得にチャレンジしてみて下さい。

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