目次
キヨジイの自己紹介
- HN キヨジイ(♂)
- 出身地 千葉県
- 住まい 20年以上の東京生活からUターンして千葉県に戻る
- 年齢 40代半ば(未婚)
- 職歴 メーカー営業 → カラオケパブ → 施設警備員 → 新人ブロガー(現在)
- 趣味 食べ歩き、スポーツ観戦、城巡り、時代小説、ラジオ、バイク
- 映画 マーベル作品、仁義なき戦い、ワイルド・スピード
- アニメ ガンダムシリーズ、AKIRA、フルメタル・パニック、名探偵コナン
- マンガ スラムダンク、頭文字D、疾風伝説 特攻の拓

お仕事遍歴
メーカー営業マン バイト感覚の新人時代
時は、バブルが崩壊した90年代前半。
お世辞にも裕福とは言えない家庭環境で育つ。
高校卒業後の進路は、家計のこともあり迷わず就職を選択した。
校内での成績は比較的優秀で学校からの推薦もあって、都内に本社を置く大手メーカーの入社試験を受けた。
記念受験のつもりだったが、無事に採用され営業職として勤務することに。
その会社は、有名大学の出身者を基本的に採用するのだが、当時は全国から高校生を採用して自前で育成する社風もあり、エリート集団に紛れ込むことが出来た。
入社当時、千葉の田舎少年がバイト感覚で仕事をしており、勤務態度は生意気で同僚には可愛がられるも上司などの管理職には評判は悪く、
「言われた仕事をしてるんだから文句はないだろっ!」
「おっさん達と会話しても何の得もねぇ!」
と職場の会食などにも参加せず、自分がマネジメントする立場となってみると扱い難い部下、いや嫌いな部下で今思うと恥ずかしい。
ただ、この当時の仕事に対する考え方は、
「仕事=与えられた業務をこなす」
だけで自分で仕事を産み出すことを知らなかった時代だったと思う。
メーカー営業マン 中堅となり意識に変化が
生意気だった態度が祟り、上司に嫌われ社内ベンチャー部門に人事異動。
いつ辞めても良いと思いながらも同僚や取引先にも恵まれて惰性で仕事を続ける。
21世紀に入りグローバル化の波が押し寄せ、テレビで一社提供のスポンサーとなるような大企業であったが、様々な事業が分社化、合弁などの変化が起こった。
早期退職やリストラなども身近で発生していたが、若手であったこともあり難を逃れる。
この頃にリストラを生き抜いた大ベテランの先輩の下で営業のイロハを習う。
先輩の下でターゲットの選定、組織や上司の使い方、社内評価を得る方法などを5〜6年ほど勉強し、独り立ちして実践できるレベルになったのは、最後の1年間くらいだった。
社内での評価も上がり、成果も少しづつ得られるようになった。
そして仕事に対する考え方は大きく変化し、
「仕事=目標を明確に設定し、達成に向かって自ら考えて進める」
となり、生意気な性格は残ってはいたものの、会食をボイコットするなどの攻撃的な態度は軟化していくこととなった。
当時20代半ば、私生活では都内での一人暮らしをスタート。
都会暮らしの憧れもあって直ぐに馴染み、まさか二十数年後に地元に戻るとは思いも依らなかった。
メーカー営業マン 昇進、その後退職へ
様々な商品、取引先を担当して30代に入り主任へ昇進。
仕事に対する自信も付き、収入面も安定して中古マンションを購入。
リーマンショックの後で偶然本屋で見かけた
「中古マンションを買うのなら今!」
的な本を読んだのがキッカケだった。
営業以外にも商品企画を担当し、新製品のマーケティング、Webサイト制作、発表展示会などに参画。
広告・宣伝などにも興味を持ち、現在のフリーランスとなる起源は、この当時に得たスキルや思考方法かもしれない。
営業職に戻りいつも通り仕事をしていたある日、突然上司に呼び出され
「○○という男を知ってるか?」
と尋ねられた。
これから始まる3ヶ月の最悪な日々の幕開けである。。。
詳細を説明することは出来ないが、この日を境に環境は一変、トラブルに巻き込まれ精神的にも追い詰められた。
結果、一ヶ月で体重が10kgも減ってしまい仕事も出来なくなり逃げるように退職した。
正直、精神的にギリギリのタイミングでの退職であり、これ以上先延ばししていたら本当に最悪の事態が起こっていても不思議ではなかった。
関連会社などを紹介してくれた元上司もいらしたが、会社不信・人間不信に陥っていた為、20年間の会社員生活に別れを告げてしばらく静養することとなった。
充電期間を経てカラオケパブの店長に
半年ほど静養し、毎日5kmのジョギングが出来るまでに回復した。
そろそろ働かねばと思った矢先、飲食店を経営する知人から連絡があり、
「カラオケバーを開店するので手伝って欲しい」
「売上が伸びれば給料に反映するからね」
とのことで興味本位で飲食業界に足を踏み入れる。
数ヶ月して仕事にも慣れ始めた頃、系列のカラオケパブの店長が病気の為に緊急入院。
その店長は長期の療養を余儀なくされ、一時的に現場を掛け持ちする。
店長候補がなかなか現れないままカラオケパブでの仕事も覚えた頃にオーナーの知人より、
「いっそのこと店長にならない?」
無茶ぶりとも思えるオファーだったが、人手不足によるピンチヒッターとして、業界新人の店長がここに誕生した。
しかし、長時間拘束に対して不況の煽りで売上が伸びず、歩合給で給与も上がらずない。
更に深夜営業による睡眠障害も重なり、新人店長は新人のまま半年後に退職する。
結果的に1年ほどの体験入店となってしまったが、大企業で正社員として勤務してきた
「俺もエリートビジネスマンの一人だぜ」
といった変なプライドはキレイに捨て去った。
プライドは、失うと辛いが捨てることは案外ラクになることだと思う。
お金を稼ぐことの難しさ、自分に合う仕事や働き方などを考える貴重な時間であった。
厳しい再就職活動のちに警備員へ
職種にこだわりなくなったが、給料や勤務時間などに不安を感じたくない。
マンションのローン返済の為にも正社員として安定した収入を得られる企業への再就職活動を行うもアラフォー世代に世間は厳しかった。
東京オリンピックが決定する前の当時、世の中は不景気であったことも重なる。
年齢的なことや2年ほどのブランクもあった為、採用募集に応募するもことごとく書類審査で落ち続け、モチベーションは下降線の一途であった。
難航する就職活動の中、ふらっと立ち寄った商業施設の掲示板に
「求む30代、40代!正社員での警備員募集」
の求人情報を発見し、電話で問合せて履歴書を送る。
数日後に連絡が入り面接まで漕ぎつけることが出来た。
警備員は通常正社員での雇用は少ないのだが、この求人は正社員での雇用であった。
時給ではなく固定給であったことが決め手となり、営業スキルを総動員して面接に臨む。
一週間後、合格の連絡を受けて無事に採用に至った。
正直、警備員という仕事にポジティブな印象はなかったが、同世代や若い世代も勤務していたので直ぐに職場に馴染んだ。
3年は勤務して転職に必要な社会的な信頼を取り戻すこと。
その一方で、成果を出して昇進する野心も持ちながら働いていた。
まさかの告白?! 帰ろか地元へ
勤務して2年半ほどした時にビルオーナーと会社の契約が突然打ち切りとなり、新たに契約する会社への転籍か転職するかの判断を迫られた。
最終的には転籍することになったのだが、自分自身の決断に後悔はしたくなかったので将来も考えた上で回答期限ギリギリに転籍する旨を回答した。
そして、この行動が先々まで禍根を残す。
それから1年後、上司の定年退職によりポストが空いた。
これまでの様々な業務改善や統一化、マニュアルの整備などが認められて現場長に昇進し、現場のマネジメントに邁進していた。
そんなある日の定例会議で事件が起きた。
ビルオーナーから
「君は、私のことが好きか?」
と謎の告白?!
いや、これは恫喝であり本人的には忠誠心を確かめたかったのであろう。
しかし逆効果である。
この後も真顔で真面目に話を聞いてると
「笑顔がない、つまらないのか?」
勤務体系が変わり労働条件確認書の提出を求めると
「金にしか興味ないのか?金は後からついて来る」
など意味不明な言いがかりを受けた。
見かねた関係者から
「今も転籍の結論が遅かったことに不信感を抱いている」
というアドバイスを頂いた。
ちなみに所属会社はビルオーナーの言いなりで、助けを求めることは期待出来ない。
「ご機嫌伺いまでして現状の年収、立場を維持したいのか?」
「どこに行っても媚びてゴマするだけなのでは?」
自問自答を繰り返した結果、
「疲れた。。。地元に戻ろう。。。」
この結論に至り、きっちりと手順を整えて円満退職した。
コロナ禍の影響を受け 新人ブロガー誕生
所有していたマンションを売り払い、地元である千葉に戻ることを決意し、その対応に追われる日々が始まる。
マンションは比較的早く売却することが出来たが、田舎で仕事や生活をする上で重要な問題があった。
「免許がない」
地元の自動車教習所に通いつつ、ハローワークで職を探しを続ける中でWebやネットに関わる仕事したかったので、パソコン系の職業訓練校に入校して就職活動を行った。
パートタイムであるがパソコンのスキルが求めらる職に内定を得られた。
しかし、コロナ禍の影響で採用開始時期が延期される事態に陥っており、雇用開始の見通しは暗く、他の求人募集に応募するも芳しい結果は得られなかった。
「ヤバイ、このままではニートになってしまう」
この状況で就職に対する考え方の方向転換を行う。
元々Webビジネスに興味を持っており、サイト制作などのスキルアップは必要不可欠で
「取り敢えずブログでも始めるかな」
と軽い気持ちでスタートする。
ここに新人ブロガーが誕生した。
ブログ開設のキッカケ
決して明るい希望や大いなる野望を持って地元にUターンした訳ではないが、自分自身で決めた決断に後悔はなく、今後の人生をポジティブに考えている。
興味があったのに始められなかったバイクでのツーリングやソロキャンプ、釣りなどのアウトドア全般の趣味を楽しみたい。
このブログ運営も含めて中年と呼ばれる世代でも新しいことにドンドン挑戦してみたいと思っている。
「様々な理由でUターンや田舎に移住を考えている人」
「新しい趣味にチャレンジしたい人」
それ以外の人にも少しでも役立つ情報がお伝えできればなと思っております。
ここまで長文を読んで頂き、ありがとうございました。