こんにちは、昨年マンション売却を経験したキヨジイです。
不動産会社との売買契約を始め、住宅ローンがあれば銀行、引越しが必要なら役所への転居に伴う申請など、様々な手続きが必要となります。
ウンザリするほど書類を書いたり、提出したりする訳なのですが、意外と忘れがちな手続きが3つ存在しているので、詳しく解説して行きましょう。

地震火災保険の解約
実際に売却した段階での解約を忘れていましたが、更新案内のハガキで気が付きました。
電気・ガス・水道といった公共料金や、自宅のインターネット回線、NHKの受信料などの毎月支払うものであれば、直ぐに解約を思い浮かべるでしょう。
しかし、自宅の地震火災保険は、年1回の支払いでしかも銀行引き落しにしていた為、契約更新の案内が届くまで全く考えていませんでした。
結果として、売却してからの事後手続きで解約申請しても問題はありませんので、気が付いた段階で保険会社に連絡して下さい。
保険会社から送付される解約申請書に署名して、郵送で返信すればOKです。
解約しなければ、年間数万円を支払い続けることになるので、しっかり解約しましょう。

所有していないものに保険料を支払う必要はありませんので、慌てずに解約手続きを行いましょう!
管理会社との解約

マンションに管理人が常駐していれば、引っ越しの段取りなどで気付くのですが、管理会社の解約も忘れないで下さい。
私の場合、不動産会社が解約の手続きを代行してもらいましたが、売却後の2ヶ月間、費用請求の通知が届きました。
管理会社に確認したところ、解約の受理が完了していなかったようで、請求が継続されていたみたいです。
幸い管理会社とは、引き落しの専用口座を使用して口座はカラッポだったので、実害はありませんでした。
自分で解約手続きする場合も同様ですが、しっかりと解約が完了したことを確認することが重要でしょう。

結局、二度手間の恐れがありますよ!
確定申告を忘れずに

会社員の方であれば、年末調整で済むことから、殆ど馴染みのない確定申告も忘れずに申告しましょう。
購入した時の価格より、取得費や譲渡費用を差し引いた売却価格が高い場合、譲渡所得が発生するので、確定申告が必要です。
譲渡益が3,000万円以下であれば、特別控除を受けられます。
また、譲渡損失が発生していても、税金が控除される特例があるので、確定申告が必要であるかを必ず確認して下さい。
確定申告の時期は、売却した翌年の2月〜3月です。(注:2020年は4月まで)
売却時期から1年近く経過する可能性があるので、忘れずに申告しましょう!

まとめ
マンションの売却を経験して、賃貸用ではなく、居住用のマンションだったので、うっかり忘れていたにも関わらず、解約手続きを済ませることが出来ました。
仮に売却直後に手続きを忘れていても心配ありません。
各種解約は事後処理でも問題はありませんし、確定申告も5年前まで遡れます。
但し、手続きを忘れて放置するのは最悪です。
居住用であれば、更に引っ越しに関する手続きもあるので、本当に大変ですよね。
ただでさえ煩雑な手続きの多い不動産売却ですから、自らチェックシートや備忘録を作るなどして、うっかり忘れを防止する自衛策を整えておけば良かったと実感しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。